程よい華やかさの赤黒、金銀
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程よい華やかさの赤黒、金銀
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ガラスに漆と金箔が組み合わさった、この一見シンプルな鳥羽漆芸の「うるしの酒盃」。
程よい華やかさの秘密は、グラスと漆の間に設えられた金箔やホワイトゴールド箔にあります。
金箔は、金を微量の銀や銅とともに金槌で叩いてごく薄く伸ばし、箔状態にしたもの。この金箔が漆の内側にあることで、ガラスの透明さを利用して、金が放つ金色の光をガラス全体に浸透させることが出来るのです。
金は古くから永遠、不変を象徴するとして、寺院建築や仏像彫刻に使われてきました。
私たちがこの酒盃から優美さを感じ取れるのは、酒盃全体からこぼれる、金色の光を通して、日本の長きに渡る歴史の重みを感じ取れるからではないでしょうか。